歴史は繰り返す

中国が何の通告もなしに防空識別圏を設定してきた。尖閣諸島周辺上空の空域だ。2日前だがこのニュースをFBにあげたところさっそく何人かの友人知人からコメントをいただいた。中には中国人の中華思想に関してのご意見もみられとても勉強になりました。ここ数年の中国の動向をみていて100年前の東アジア情勢と重なる部分がちらほら垣間見えるので少し綴ってみたいと思う。
1800年代後半中国、朝鮮などの広大な東アジアの国々はロシア、フランス、ドイツ、イギリスなどの国々によりほとんど植民地化されていた。日本は植民地化までには至っていなかったが江戸末期の日米修好通商条約や日米和親条約などの不平等条約を武力を背景とするアメリカに無理やり結ばされていた。ここで共通しているのは欧米列強の国々は皆白人でありキリスト教徒であり海軍大国であったことだ。ロシア側の当時(1900年前後)の記録では中国周辺(満州、朝鮮半島)などはおよそ文明とは程遠い生活様式でトイレなどはなくどこでもやりたい放題の、失礼な言い方だが猿人のような有り様だったという。ロシア側にはどうも日本も同様にうつっていたらしい。その証拠にロシア側の政府公式文書に日本人のことを「東アジアの猿」と記述されている。当時のロシアは(今もそうだが)国土のほとんどが極度の寒冷地帯のためもっと肥沃な豊かな土地を求め南下政策をとっていた。その結果中国大陸と朝鮮半島を「租借」といいながら現地人を奴隷としてこきつかい占領しやりたい放題にしていた。しかし一方でイギリス、ドイツ、フランスなどの強国はロシアの東アジア独り占めが気にくわなかったのだ。そのようなヨーロッパの動向を背景にその猿呼ばわりされた日本人が1900年初頭には当時の覇権国家イギリスと日英同盟を結ぶことになる。日清戦争(1894)の勝利により賠償として日本は朝鮮半島の一部を国際的にも日本領と認められることになったがロシアはそこは我々のものだといきなり言い出しこれをさ事実上占領してしまった。
概略しか綴っていないが単語をそれぞれ現代に置き換えてみてはどうだろう。「日英同盟」を「日米同盟」、「朝鮮半島の一部」を「尖閣諸島」、「ロシア南下政策」を「中国領土拡張政策」、「海軍」を「軍事力」、「ニコライ」を「習近平」など。
1904年には日露戦争に突入し日本は勝利を得るに至るが当時のロシアは皇帝ニコライの強烈な独裁体制にありロシア国内ではいつ革命が起きてもおかしくない状態にあった。歴史は繰り返すというが現在の情勢と似ていないだろうか。

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