市川市民納涼花火大会

早いもので、つい最近まで花粉症に悩まされていたと思ったらもう7月、来月は8月だ。そして8月と言えば市川市民なら誰もが待ち望む「市川市民納涼花火大会」が開催される。私も市川市民としてこの花火大会を待ち望んでいるひとりだ。

初回開催が1985年に始まったこの大会は、江戸川区と市川市との共催で総観客数は100万人をこえると言われ、2009年には139万人を記録し花火大会では日本一の観客動員となった。

何よりこの花火大会で私が好きなところは、江戸川の土手に上れば幅数百メートルに及ぶ打ち上げ場全体の天地が全て見られることだ。特にカウントダウン後のオープニングは圧巻で、5秒間1,000発打ち、8つのテーマごとに趣の異なる花火がBGMに合わせて打ち上げられ総打ち上げ数は14,000発に及ぶ国内でもトップクラスの花火大会だ。

私は大学生の頃も実家の家業である肉屋の手伝いをしていたためこの花火大会を観ることができなかった。その後もレストラン経営を始めたためゆっくりと観ることはできなかったが、途中3~4回連続で観たことがある。中でも忘れられない思い出が12~13年前だろうか、何人かの仲良し外国人とともにまだ明るいうちから出向いた。既に市川駅界隈はお祭り騒ぎ、会場に向かう沿道には様々な屋台が並ぶ。我々日本人には見慣れた光景だが、外国人の友人たちは大はしゃぎだ。数十メートル歩いては屋台に立ち止まりビールの繰り返し、会場の江戸川についた頃には友人たちはかなりいい感じに出来上がっていた。そのうちひとりが土手の下まで転げ落ちもうひとりは土手の上で大いびき。結局遠方からの二人の友人たちは待ちに待った花火大会を何も覚えていない結末となった。そんな本番前にこと果ててしまった友人たちを見て、私も大ウケ、あれほど笑って騒いだ花火大会はあとにも先にもない。

その後もいろいろ楽しませていただいた花火大会。2011年は震災後の自粛ムードから開催されなかったが、2012年から復活。そして今年2014年は市川市制80年の記念打ち上げもあるというから楽しみだ。いずれにしろこの市川市民納涼花火大会は、真夏の夜を彩る市川いや日本の風物詩であると言えるかもしれない。

■8/2(土)19時15分~20時30分
■大洲3丁目地先
荒天の場合は翌日3(日)に順延

詳しくは、ichikawa-hanabi.jp/

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