議会での質問

熊本地震で被災された方々へ心からお見舞いを申し上げます。

みなさまこんにちわ。年が明け、節分が過ぎ、卒業式や入学式そして楽しみにしていた桜の季節もあっという間に過ぎてしまいました。また4月から毎朝の通勤が始まった新社会人のみなさんもそろそろ新しい生活に慣れることだと思います。2~3年前の3月下旬くらいから目のショボショボ感やくしゃみ、鼻づまりがしばらく続くので風邪かなぁと思っていたらどうやら花粉症だったようです。その花粉症の季節もそろそろ終わり5月の連休を迎え初夏の日差しが感じられる今日このころになってまいりました。皆様ご存知のように市川市議会では6月、9月、12月そして2月と年4回の定例会(議会)が開かれます。この定例会は市川市役所本庁舎議会棟5階にある本会議場という場所で行われ、我々議員はもちろん市長をはじめ副市長、各所管部署の部長全員(理事者といいます)が出席し我々議員からの質問に対し理事者側からの答弁が行われよりよい市政に向け活発に議論が交わされます。さて今回のかわら版では我々がいったいどのような質問をしているのかを見てみることにしましょう。本会議場では市議会議員42名と理事者席が相対するような座席になっています。質問の形式は会派を代表して行う代表質問と一般質問とがあり、代表質問は議場中央の演壇にて行い一般質問は議員各自の自席にて行います。また代表質問の持ち時間はその会派に所属する議員の人数によって按分されるので所属議員が多いほど質問時間は多くなります。一般質問は議員一人当たり1時間以内と決まっています。質問の内容は、各議員の地元からの要望や市が抱える行政課題がほとんどですが、議員各自が独自に取り組んでいる活動に関しても質問されることが少なくありませんので傍らで聞いていても結構興味をそそるものがります。さあでは3月末に閉会しました2月定例会での一般質問から少し抜粋してみましょう。質問順に
〇血清研究所跡地にある「赤レンガ」建造物の保存に関する市の考え方
〇行徳野鳥観察舎の再開・存続についての市の考え方
〇大洲、市川南で発生した悪質な落書き事件の市の対応について
〇市内小中学校での「手話」の普及について
〇生活困窮世帯等の子供への学習支援について
〇道の駅「いちかわ」(仮称)の進捗状況、今後の予定について
〇生活保護不正受給に対しての対策について
〇塩浜学園(小中一貫校)の現状と進捗状況について
〇塩浜護岸整備について
など数十項目に及びこの紙面では書ききれず一部のご紹介をさせていただきますが「議会だより」でも主だった質問の内容を見ることができます。地元の議員がいったいどのような質問をしているのか目を通してみるのもおもしろいかもしれませんし、また自分の要望(市政、行政に関すること)を議員にぶつけてみるのもいいかもしれません。
ちなみに私ほそだ伸一は会派自由民主党市川の代表として代表質問をさせていただきました。質問内容は大き分けて以下の通りです。
〇安心なまちづくり 空き家対策について
全国的に数万件という空き家があり倒壊や火事の危険だけでなくとある空き家の中から比較的新しい手りゅう弾が見つかるなど犯罪の温床にもなりかねない。
〇障害のある子供の成長に応じた適切な支援について
市川市内で現在障がい者手帳をお持ちの方は、身体障がい者11,470名、知的障がい者2,725名、精神障がい者1,764名です。
特に精神障がいの方は季節の変わり目などにその症状が発症しやすく暴力的になる場合があります。そのようなご家庭への支援策について。
〇教育行政 正しい「食」のありかたについて
我々日本人が育んできた米食文化、食の大切さを学校教育を通して子供たちに伝えていきたい。
〇子供の姿 豊かな心、道徳教育の推進について
子供とは未来そのもの、子供たちの豊かな心を育むにはどのような教育が必要なのか。

その他、下水道未普及地域、活力あるまちづくりに向けて企業誘致やインフラ整備などの市の考え方を約70分にわたり質問させていただきました。これからも地域の皆様の声を行政に届かせられるよう努力してまいります。何かお気づきの点などございましたら地元のほそだ伸一までお気軽に声かけいただければ幸いです。

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