平成28年 6月定例会

みなさまこんにちわ、ほそだ伸一です。6月定例会も終わりいよいよ夏本番です。ここ数年熱中症でダウンする方が増えているようです。熱中症は高温多湿の状態で体温の調整機能などが正常に働かなくなり体内に熱がこもってしまう症状です。国立環境研究所によれば、昨年熱中症になった人のうち、7~18才歳は運動中の発症例が最も多いのに対し、65歳以上は室内での発症例が最も多かったとのことです。平成27年に熱中症で救急搬送された約5万6千人のうち、65歳以上の患者は約2万8千人と半数を占めています。私の母(79歳)の場合もそうでしたが、つい家事に夢中になったり電気代がもったいないとエアコンを付けなかったりとしたことが重なると急にめまいに襲われたり手足がけいれんしたりするようです。どうぞこの時期こまめな水分補給や規則正しい食生活を心掛け体調管理に気を付けるようにしてください。

さてそれでは前回号に続き今定例会における代表質問、一般質問を簡単にご紹介させていただきます。最も多かった質問は保育関係で会派ごとに行う代表質問でも全7会派中6会派で保育に関しての質問が続きました。例えば、〇保育園の定員と待機児童の現状と推移、〇待機児童対策緊急対応プラン(定員を1,200名に拡充等)の積算根拠と年齢別内訳、〇小規模保育事業所14施設の内訳と根拠などなどです。2番目に多かった質問としては市の防災に関してです。熊本地震の被災地に対する本市の支援についてや千葉県の地震・津波想定に対する市の認識と対応について、住宅の耐震化及び家具転倒防止対策についてなどが質問されました。また議員個人が行う一般質問(60分/人)では、妙典河川敷のバーベキュー問題についてや山王緑地(曽谷5丁目)のがけ地安全対策、大柏川の河川整備計画及び治水対策について、(仮称)妙典橋架橋の工事進捗状況についてなど各議員の地元における行政課題が取り上げられました。

私ほそだ伸一は会派自由民主党の代表質問において主にシティーセールスについて質問させていただきました。全国的に深刻化する少子高齢化社会で市民の皆様が安心して暮らせる充実した行政サービスを提供するにはその根源となる財源の確保が不可欠です。そのためには人口増や企業誘致などの積極的な取り組みが必要です。かといって莫大なお金をかけて設備投資(テーマパークをつくる等)をするのではなく本来市が有する日常的な資源を見直すことで人の呼び込みができないだろうかと質問させていただきました。例えば岐阜県の関市では地元の神社にある名もない池を地元の住民が手入れをし、スイレンを植えコイを放したところネット上で「モネにそっくり」と話題になり、今では”モネの池”と呼ばれ多い日には一日3,000人が訪れるようになったとのことです。また千葉県君津市にある「亀岩の洞窟」というところでは流れ込む川と洞窟が幻想的な雰囲気を醸し出しネット上で「まるでジブリの世界」と人気が出始め、明け方から20人ほどの写真愛好家が集まるようになり年明けにはバスツアーも組まれるほどになったということです。このように目の前の日常の風景や環境をその質を変えることなく少し手を加えることで立派な観光資源へと変身する事例は全国では少なくありません。私も日ごろ雑務に追われ移動はもっぱら自転車を利用してますが、時にはゆっくりと市を俯瞰しこの市川市の持っている魅力を掘り出し発信する工夫をしてみようと改めて感じました。その結果「よし市川に住もう」という人が増えることで子育て世代から熟年世代までどなたでも安心して暮らせる全世代対応型の行政サービスが可能となる。そのようなことを日々考えております。みなさまのまわりの気になる”資源”がございましたらどうぞ私ほそだ伸一までお気軽に声かけ下さいますようお願いします。なお、代表質問、一般質問の内容は市のホームページでご覧になれます。

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