新年明けましておめでとうございます。

みなさま新年明けましておめでとうございます。
平成29年の今年は酉年。干支でいえば10番目にやってくる年のようですが厳密にはもう少し深い意味があるようです。そもそも干支とは甲・乙・丙・丁・・・と続く「十干(じっかん)」と「十二支」を組み合わせたものです。その組み合わせは60年に一回の割合で巡ってくるので、正確には今年は「丁酉(ひのと・とり)」ということになります。酉年の特徴としては、酉のつく年は、運もお客も取り込めるというところから商売繁盛につながると言われたり、酉の由来に「果実が極限まで熟した状態」を意味するところから、物事が頂点まで極まった状態になる年だとも言われてるようです。これまで積み上げてきたものの成果が得られるそんな年になるといいですね。

さて市川市では1月1日元旦よりいくつかの催し物が執り行われました。元旦には市川市主催の元旦マラソン、7日の出初(でぞめ)式、8日の成人式と大きな式典が続きました。ではここで年初めのこれらの行事がどのようなものであるか少し見てみましょう。

〇元旦マラソン
市川市の元旦マラソンは昭和23年以来、市川市国府台中学校(現・県立国府台高等学校)陸上競技部の冬期訓練が始まりとされています。当時は国府台をスタートし松戸側から柴又帝釈天を通り江戸川橋から国府台に戻る1万2千メートルのコースで行われていました。昭和25年の市川市体育協会創立を機に市川市体育協会の行事として取り上げ翌昭和26年元旦に第1回大会が開催されました。その後コースや参加種目などが幾たびか変更、付け加えられ現在に至っております。今回は10㎞マラソンからウォーキングまで合計889人の市民の皆様が参加されました。

〇出初式
出初式は大洲防災公園にて厳粛かつ華やかに執り行われました。江戸時代から続くこの消防出初式は、そもそもは明暦3年(1657)の大火(振袖火事)を契機として、万治2年(1659)1月4日、時の老中稲葉伊予守正則が上野・東照宮前にて「出初」を実施したのが始まりと言われてます。これが復興作業中の江戸市民に大きな希望と信頼を与え、住民の防火意識の高揚につながり、以来、毎年1月の恒例行事となり今日の出初式に受け継がれています。市民の安全のため日夜訓練に励んでおられる消防隊の皆様をはじめ地域の消防団の皆様には頭が下がります。
平成28年度災害出動状況(概数)
火災 82件 (前年比 -24件)、救助等 3,512件(前年比 +517件)、救急 22,195件(前年比 +226件)

〇成人式
今年の成人式のテーマは「百花斉放(ひゃっかせいほう)」。種々の花が一斉に咲き開くことから、新成人の皆様の多方面でのご活躍を祈ってこの度のテーマにしたそうです。本年度の成人式対象者は4,406人で男性は2,249人、女性は2,157人でした。新成人の皆様は居酒屋などで焼き鳥をいただく機会も増えるかもしれませんがぜひ大空に向かって羽ばたくそんな年にしていただきたいと祈念いたします。
ちなみに今年の成人式参加者への記念品は個人情報保護スタンプ。このような記念品にもその時の世相が反映されてますね。

さて私ほそだ伸一も新成人の皆様の活気に負けることなく元気なまちづくりに励んでまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

0 Responses to “新年明けましておめでとうございます。”


  • No Comments

Leave a Reply

post date*

日本語が含まれない投稿は無効となりますのでご注意ください。(スパム対策)