平成30年戌年

平成30年を迎えて早や1ヶ月が過ぎようとしています。
今年は戌年です。戌年生まれは全国で976万人(男性475万人、女性502万人)、総人口の7.7%で十二支の中では最少です。
出生年別では、昭和45年生まれが最多の189万人で、昭和33年が154万人、昭和57年が150万人と続きます。
「戌」は、「戈」の字があてられているところから、元は作物を刃物(戈)で刈り取り(昨年が酉)ひとまとめにくくることを表した、つまり収穫の時と考えられていたようです。

1月6日(土)には、大洲防災公園にて市川市の消防出初式が執り行われました。式典では消防殉職者に対する黙とうや江戸時代から続くきやり・まとい、競技チアダンス等のパフォーマンスのほか、消防隊員による火災発生時のけが人救助の訓練を見ることもできました。市民の暮らしを守るため、危険を顧みず日夜訓練に励んでいる消防隊員の皆様には心より敬意を表します。
平成29年度の災害出動状況を見てみますと、
火災 95件(前年比 +13件)、救助 336件( 同 +11件)
警戒等 3,307件( 同 +176件)、救急 22,512件( 同 +317件)となっています。しかしながら、本市には救急車は12台しかなく、48万5千人の市川市民の暮らしを守るには、救急車両や消防隊員、救急救命隊員の数は決して十分とは言えません。ましてや地震などの大規模災害になれば尚更です。安心安全の市民の暮らしの実現には、この点も解消すべき大きな課題となります。
続いて1月7日(日)には、市川文化会館にて市川市の成人式(成人対象者 男性2,277人、女性2,269人)が盛大に催されました。
今回のテーマは「還恩雄飛(かんおんゆうひ)」。この熟語は、新成人の皆さんが将来という空に力強く飛び立ち、今までもらってきた恩に感謝し、それを様々な形で社会に返していく。大人としてこれからの社会を担い、活躍されることを祈念して考えられた新成人たちによる造語です。

私自身は「巳」年の生まれで、今年の3月で53才になります。
市議会議員としてこれまで取り組んできました「食育政策」の推進と「道徳教育」の充実だけでなく、今年度は、これからの未来を背負って立つ若者たち、子供たちの学習の一環として昨年4月より有志の市川市民とともに本格的に取り組んでいる、「平和に関する教育」もより積極的に行ってまいります。これら「食」、「道徳」、「平和」という単語は、人間形成の要素として極めて重要なものであるにもかかわらず、その概念や捉え方、解釈の仕方は人によって大きく異なります。健康であること、平和であることは、誰もがそうありたいと思う万人の願いです。私は、その健康の部分を「食」から、そして安心して暮らせるまちづくりを「平和」、「道徳」という、いづれも「教育」という取り組みで実現させ市川市民のお役に立ちたいのです。
私ほそだ伸一も、暮らしやすいまち、住んでよかったといえるまちづくり実現のため、新成人の皆様におくれを取ることなく、いま一度身を引き締め、これまで取り組んできました活動がよりしっかりと実を結べるよう邁進することをお誓いいたします。

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