市川市に生まれ育って50余年。
いつの間にか駅前には高層ビルが立ち並び、住宅街にもとてもモダンな建物があちらこちらに見られるようになりました。確かに空き地や野原は少なくなったものの、市内には桜の名所や緑もまだ多く残っており、行徳地区には昔の漁業や製塩業の名残を感じる建物も多くみられます。また市川市は文化、芸術面においても多くの才人を輩出しており、まさに文化と緑あふれる都市といっていいでしょう。
ただその一方で、時代の流れに追いついていかなければならない課題も、実は多く抱えています。少子高齢化に伴う社会保障問題や地域医療はもちろんのこと、特にゴミ処理問題、慢性的な交通渋滞、待機児童問題などは、千葉県の中でも早急に対策が求められる課題です。
永く孫子の代まで安心して暮らしていける町づくりに向けて、様々な分野のあらゆる世代の方々と大いに議論し行動し、この市川市を日本を代表する健全な自治体にしていくのが私の夢です。
50歳といえば、明治時代ならすでに高齢者の仲間入りをしていたところですが、昨今の元気な方々を拝見しているとまだまだ私はスタートラインにようやくついたところ、そんな気がしています。
みなさまのご指導とご協力をお願いするしだいです。誰もが住みたいベストシティ市川を目指そうではありませんか。
ほそだ伸一